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2013/09/26

TOKYO Instagram

東京の街を散歩してきました。所持していたカメラが急遽故障してしまったため今回はインスタグラムでのみの撮影となってしまいました・・汗。先日、2020年オリンピックが東京で開催される事が決まり、どことなく街全体が活気づいている様に見えた。今回は限られたエリアだけの滞在ではありましたが改めて東京という街は巨大なエネルギーに満ちあふれた特別な街だと感じました。


TOKYO
http://www.gotokyo.org/jp/




2013/09/18

A Film About Coffee



長い歴史の中で昨今まで常に進化を遂げて来た珈琲。近年ではサードウェイブがもたらす市場が新基準を生み出し、現在も途切れる事無く脈々と新たなドラマが世界各地で誕生しています。6世紀、エチオピアのヤギ飼いによって発見されたその赤い魔法の実は今や人類にとっては欠かせない貴重な財産となりました。真剣に珈琲と携わる人々がいる以上これからも進化は止まらないでしょうし文化の中でどのような発展を遂げて行くのかが気になりますよね。珈琲カルチャーは現在最もエキサイティングな世界の1つかもしれません。たかが珈琲、されど珈琲。ドレスクリーチャーズではそんな珈琲事情をこの場をかりて定期的にお伝えしてゆければと考えています。独自の視点で少しでも珈琲の魅力や素晴らしさを皆様と共有していけたらなと思っています。また珈琲マニアの方がいらっしゃれば共同で記事を書いていくのもありだと思っていますので興味がある方がいらっしゃればお気軽にドレスクリーチャーズまでご連絡をください。美味しい珈琲を飲んでいる時、我々人類にとって至福の一時ですもんね。そんな珈琲を飲める事に感謝しながら今日も一日楽しんで行きましょう!ではまた次回


A Film About Coffee
http://www.afilmaboutcoffee.com/





2013/09/13

Ben Lee



ずいぶん前の話になりますが当時ビースティ・ボーイズのグランド・ロイヤルから登場した時の衝撃は今でもよく覚えています。彼がデビューした時は確か13才くらいだったと記憶しています。凄い子供が出て来たものだなと巷では噂になっていました。そんな早熟な彼も今では随分いい年のナイスガイになってしまったのですね。時が経つのはなんとも早いものです。ベンは現在も精力的に音楽活動は続けていて今年の春に新しいアルバムをリリースされた様です。まだアルバムは購入していないのですがサラッと聴いた感じすごく良さそうなので購入してみようかなと思っています。
 

グランド・ロイヤル時代の作品以降は特に注意して聴いてはいなかったのですが最近フッとベンのアルバム「ブリージング・トルネード」が聴きたくなったので放置されているCDの山の中から気合いでベンを救出し、久しぶりに聴いてみると「やっぱもの凄く素敵だった!」ので今回ドレスクリーチャーズで紹介させていただこうと思った次第です。とはいっても今更あーだこーだベン・リーについて書くつもりはございません。今、ベンの音楽を聴いて思ったのは「彼の音楽にはいつでもどこかに優しさが潜んでいて未来への希望と今を生きる喜びに満ちあふれている」という事ぐらいでしょうか。そういった純粋でシンプルな印象がベン・リーがベン・リーたる所以なのでしょう、今回の新作は先ほどにも言いましたが今まで以上に「良い気配」を感じます。なんだかベン・リーに「いつもありがとう」とついつい言いだしたくなる様な不思議な感じに包まれます・・それではまた次回


Ben Lee 
http://ben-lee.com/






2013/09/09

Temples



前回お届けしたディレクター/アニメーターのアビー・ステファンズがミュージックビデオ「Keep in the Dark」を手がけているロックバンドTemples。今回はそのTemplesについて少し触れてみました。イギリスはケッタリング・タウンという小さな街の出身の彼等。彼等の音楽を一言で表現するならばサイケデリックバンドなのですがただのサイケデリアという言葉ではとても済ませないほど高いポテンシャルをTemplesは備えている。ビートルズを彷彿とさせる空気感に現代的な感性を組み込ませてサイケデリックをしたらこんなんになってしまった!みたいな感じでしょうか。色んな意味でとにかくカッコイイ。それがTemplesというバンドなのです。



まず彼等はビジュアルが素晴らしい。メンバー各々がとてつもなく美青年である。さらに60年代の雰囲気を全面的に醸し出しており、その佇まいがあまりにも自然だったために初見では思わず本当に60年代のバンドかと勘違いする程だった。その浮世離れした風貌、さらにその風貌に負けないほどの強烈なサウンドスケープは実にすばらしく今後彼等の評価は確実に上がっていくであろう。彼等はおそらく現在20代前半くらいだと思うんだけれど若くしてここまでの才能に恵まれている事にはもはや一目を置かざるを得ない・・もし、ロックの定義に「完璧」なる基準があるとするならば彼等は限りなく「完璧」に近い存在と言えるだろう。ロックには強靭なサウンドとそれに負けないルックスによって成立する「方程式」が昔から伝統として存在する(例外ももちろんありますが)それらの要素は努力だけでは超えれない次元の領域であり、まさにTemplesの存在はその条件を完璧なまでにクリアした希少なロックバンドだと言えるのだろう。



とにもかくにもTemplesが本物のバンドで今後注目されて行く事はまず間違いない。これからの目が離せないバンドの1つとして是非ともチェックしてみてください。10年に一度出るか出ないかくらいのロックバンドとは彼等の様なバランスの中に存在している。彼等を筆頭に今また新たなるサイケブームの到来の予感すらします。


Temples
http://templestheband.com/




2013/09/07

Abbie stephens




今回はディレクター/アニメーターであるAbbie Stephens(アビー・ステファンズ)をご紹介。フリーの若手作家ながらすでにNIKE/MTV/ディスカバリー・チャンネル等と仕事をこなしミュージックビデオでは「Primal Scream Album Animation」や「Temples - Keep in the Dark」との仕事でその才能を遺憾なく発揮している今注目の若手作家の一人だ。アビー・ステファンズの作品の特徴の1つは可能なギリギリのレベルまでハンドクラフトにこだわる点があげられる。2,520枚もの写真を一枚一枚手で破って撮影していくという手法で作り出されたストップモーション・アニメ作品「Table Beggar」等に代表される様に映像作品からアニメーション作品、グラフィックデザインと徹底したクラフト感へのこだわりと独自の世界観を垣間みる事が出来る(アビー・ステファンズのウェブサイトではその作品の数々を観る事が可能)そんな多才な彼女の作品の中で個人的に興味をそそられたのはショート・フィルム作品集。どの作品もとてもユニークで毒っ気があり、中毒性があるのでつい何度でも見てしまいます「Misery Guts」は特に好きな作品で主人公のHarrietは最高にキュート。



今後の活躍がとても楽しみな作家アビー・ステファンズ。温かさとシンプルさ、そして毒っ気のある彼女の作風はきっとこれからも私達を楽しませてくれる事だと思います。それでは最後に彼女がディレクションしたミュージック・ビデオ「Temples - Keep in the Dark」をご紹介させていただきたいと思います。ではまた次回まで。





 Abbie stephens
http://www.abbiestephens.co.uk/




2013/09/02

Klan Aileen


「ロック」とは一体なんなのか。この問いかけに対する明確な答えを知る者はおそらく何処にも存在しない。時に抽象的な言葉を使って神格化してみたり、時にそのイメージを伝える為に徹底した背景論を用いる事によりリアルで具体的な表現を用いたりと。現在までロックミュージックは様々な媒体によって実に多くを語られ続けて来た。そして時代時代に共進する様に様々な進化を遂げて来た。多岐にわたる分裂を繰り返し今や複雑に枝分かれした音楽媒体がロックでありそれを一言で表現する事はもはや不可能である。しかし、ロックとは一体なんなのかという答えを今だ、誰しもが追い求め続けている。言うなれば、一度足を踏み入れると永遠に逃れる事のできない世界がロックたる所以。そこに隠されている答えなき旅路に飛び出すロマンスこそがロックなのかもしれない。

現在、何から何までがマニュアル通りに作り上げられている様に見える音楽シーンには絶望感に近い感情を抱かざるを得ない。今まで築き上げて来た歴史を全てデータ化する事により生じたパラダイムシフトは全ての価値を奪い去りいとも簡単に世界は変わってしまった。全ての存在の価値が軽率になってしまった。便利さと引き換えに本来ロック(ロック的な)が持つ生々しい狂気的衝動がまるで排除されてしまったかの様に見える。世界をも動かし兼ねない生のリアルなシーンとはもはや全て過去の事例であり、全ての基準が根本から変わってしまった今の時代に置いてはもはやロックを神格化する発言自体が馬鹿らしく滑稽に見える。今、僕たちはそんな時代に生きているのだ。



冒頭から若干断定的な見解で切り出しましたが今回取りあげるKlan Aileenはそんなシーンなき現代ロック物語の世界に突如として現れた異端児と言えるだろう。ロックのコンテクストはもはやこの場で説明するまでもないが彼等はロックマナーを十分に理解した上でロックを奏でている。古典的な道を選択しつつも独自の解釈でロックを噛み砕きながら模索し、なおかつ聴き手に対し常に挑戦的な姿勢を示す。彼等の楽曲を聴いているうちに感じたのは強烈な自信に満ちあふれた(確信的な)現在のシーンに対する不満を掻き消すかのごとく強靭なアンチテーゼ(インパクト)であった。それは、ある種の懐かしくも汚れなき純白のロックンロールだったのです。



着目すべき点は非常に高い水準で曲が完成されている点にある。それは感覚的ではなく研究を重ねた結果として辿り着いた境地であり、彼等は若くして最初のアルバムの時点ですでに凄まじいクオリティの作品を作り出している。最初に彼等のアルバムを聴いた時「Klan Aileenを聴いてると不思議な気分になる。あえて言わせてもらうとアリス・イン・チェインズとレディオヘッドをグチャグチャに混ぜ合わせてカートコバーンと比較しても決して引けを取らないほど強烈な歌が乗っている感じか。正に90sリバイバルを体現しているバンドだ」とツイッターでは評したが、今、彼等の曲を繰り返し聴くうちにそれとはまた別の印象を抱いている。抱かざるを得なかった。物事を伝える手段として例える事は簡単で言えば誰にでも出来る。しかし彼等の音に耳を澄まして行く事によってより深い場所にKlan Aileenがいる事がわかってきたのだ。



アルバム「Astroride」は聴けば聴くほどに違った顔を見せる。バンド側が意図するものかどうかはわからないが聴く度に彼等の音楽性の深さを思い知る事になる。その1つ1つの楽曲のレベルの高さはもはやアメリカやイギリスでも十分に通用する。彼等が今後どのようなビジョンを持ちどのような進化をとげて行くのかは想像だに出来ないけれどおそらく世界基準のレベルに達するまでにそう時間はかからないであろう。冒頭でも述べた様にもはや明確なシーンなき今のロック界に一石を投じる存在になる可能性を彼等は秘めている。時代に共進して出るべくして出る存在の1つに彼等が位置するのであればこれらから先に広がる世界には少しだけ期待が持てる。そう自然に思わせてくれるロックバンドがKlan Aileenだと「Astroride」を聴いているうちに確信する事ができた。

シーンなき時代の異端児ゆえ待ち受ける道は厳しいとは思います。しかし、世界が彼等の才能に嫉妬し、驚愕する日を今から夢見て今後の人生の楽しみの1つとして見て行きたいと思う。


Klan Aileen
http://klanaileen.com/





2013/09/01

A.P.C




A.P.Cのシンプルなイメージは基本的に昔も今も変わらない。その変わらぬスタイルはオールドファンから現行のファンまでと幅広く今や中堅アパレルブランドの中心的存在にまで成長している。そんなA.P.Cも昨年創立25周年を向かえた。安定したスタイルを維持し25年間ブランドを継続するという事はアパレル業界においては至難の技である。シンプルで奥行きのある服はもはや「A.P.Cクラシック」の領域に達したと言えるかもしれません。そしてA.P.Cが現在までに様々なブランドとコラボレーションアイテムを発表し続けているスタイルも人気を継続している理由の1つだと思います。ファンを裏切らずブランドイメージを崩す事無くここまで成長出来たのは緻密な戦略と確信的センスなくしては成し得ないだろう。A.P.Cを見ていると学ぶべき事、参考になる事が数多くあります。今後もますますブランドの動向から目が離せません。


A.P.C