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2013/11/27

Glory Hole Doughnuts



こんにちは。ここ最近すっかり寒くなって来ましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?風邪は引いていませんか?気がつけば今年も残り一ヶ月弱なんですよね。一年って本当早いね〜・・ここ最近更新が滞っておりましたが年末にかけてまたボチボチブログを更新していきますね。さてさて、実は最近ドーナツの存在がとっても気になる日々を送っておりまして近頃は珈琲に合うスイーツは一体何がいいかな〜と色々調べておりましたらごく自然にドーナツの存在に行き着いたわけでございます。とは言ってもまだ食べ歩いたりお気に入りのお店があるわけでもございません。全くのドーナツ初心者でございます。そんな中今回気になったのがトロントにお店を構えている自家製ドーナツショップの「Glory Hole Doughnuts」こちらのドーナッツは全て新鮮な天然素材のみで作られているそうで生地はイースト生地を使用されているそうです。見た目はなかなかヘビーそうだけれどね・・彼女達の様に個人経営で愛情をドーナツに全て注ぎ、日々製造されている姿は本当に素敵ですよね。いつの日かGlory Hole Doughnutsのドーナツを食べてみたいものです。。


トロントへ行く機会があれば是非足を運んでみたいなぁ〜


Glory Hole Doughnuts





2013/11/15

BOOKSHOP

本の表紙から連想する世界に胸を躍らせる。フォント、カラー、レイアウト、手に取った本の中に潜んでいる物語のイメージを担うとても大切な顔。時にはそのパッケージをぼんやりと眺めて幸せを感じてみたり、本を肴にお酒を少し飲んでみたり、読むのはもちろん読まなくても本は楽しい。こちらで取り揃えている本にはそんなさりげない本への愛情が垣間みれるセレクトでまとめられています。それぞれ作り手は違えど不思議な統一感を感じさせてくれるのはお店の手腕なのでしょう。手に取るだけでワクワクする様なカバーの本に囲まれて過ごす日々もなかなか素敵ですよね。








BOOK/SHOP






2013/11/13

Overgrowth workshop


WORDS BY TOMOKO NISHITA

少し前になりますが、とあるワークショップに参加した時のお話を。 参加したのは、このブログでも度々登場するkinfolk magazine などで活躍する 写真家のParker Fitzgeraldとフラワーデザイ ナーのRiley Messinaによるコラボレーションプロジ ェクト「Overgrowth」のフラワーデザインワークショップ。 「Overgrowth」の作品展示に合わせて開催されたこのワークショップ、会場は家具ショップ「TRUCK」。私が到着するとすでにParker さんが会場風景を撮影 されていたり(コンニチワと日本語でにこやかに挨拶)、Rileyさん(無造作に まとめた髪と黒縁メガネ、シンプルなファッションがキュート!)がふらりと やってきて準備を始めたりなど、リラックスした雰囲気でゆるやかにスタートしました。 


会場には私を含めて6人の女性が参加。ちょっとした自己紹介を最初にしたの ですが、やはりお花関係のお仕事をされている方が多かったです。 ワークショップのテーマはTRUCK にちなんで、家具に合うフラワーアレンジ メント。まずはベーシックなブーケづくりから。最初にRileyさんが一人一人に花を選んでくれるのですが、その花やカラーリングのチョイスから彼女独自のセンスが伝わってきて、もうこれだけで素敵なものが出来上がりそうでワクワク。


花がそろったら種類ごとに分けて整理し、下の部分の余分な葉っぱを取り除いて準備完了。今回私たちが習ったのは“ダッチスパイラル”というブーケの作り方で、色んな方向から花を指すように手の中へ収めていきます。長い枝、小さい花、大きな花、アクセントになる花など、それぞれの使う花のキャラクターを活かしながら次々とかたちづくっていくのですが、これがなかなか難しい。花を加えるたびにバランスが崩れそうになったり、手を固く握りすぎて指がツリそうになったり。自分でもこれって正解or 失敗?の判断がつかないまま先生の助けを借りつつ、なんとか作り終わりました。


これが出来上がりです。ちなみにRileyさんのはこちら(右)

自分のブーケを必死に作り終えた直後はほどほどに満足していたのですが、先生の素晴らしい作品を見てその差に愕然…。とはいえ、学生の時以来のお花をつかった創作に夢中になれて楽しかったです。ブーケを作った後は細長いベー ス2本に花を生けて、レッスンは終了しました。 そうそう、私のブログのテーマである食べ物についても触れておかなければな りません。レッスン後にはうれしいスナックタイムがついていたんです。 みんなが作ったお花がテーブルにディスプレイされ(テーブルセッティングのお花は人と人との視線や会話の妨げにならないよう、高くなり過ぎないようにするのがポイントだそう)、木のプレートの上には、クレソンなどのグリーン、 生ハムやベーコン、パン、チーズ、卵料理、ドライフルーツなどの、飾り気のない素朴な品々が並びます。それらをみんなでシェアしながら、ゆっくりとおしゃべりを楽しんでいる様子は、まさにkinfolk のギャザリングそのもの!なんだか感動しました。


最後に会場に展示されていた「Overgrowth」の作品について。花を用いたポートレイトや大自然をバックにした作品は、観るものの想像をかき立てる物語を感じるものばかり。特にポートレイトは花で表情が隠れているのに、その人の本来の姿、知ってはいけない秘密を見てしまったようなゾクゾクとした魅力で溢れていて、見れば見るほどその世界に引き込まれていきます。自然と聞くと“癒し”などをイメージしがちですが、彼らの作品は花や植物など自然が持つ荒々しさや強さ、人間の脆さや危うさが表現されていて、その2つが融合することで生まれる、切実なほどの美しさを感じることができるのです。




作品はHPでも観ることができます。ちなみに新作シリーズの制作がそろそろ始まるようで、モデル募集の告知が出ていました。新作も楽しみですね。また、それぞれの活動もすごくステキなのでぜひ彼らのHPもチェックしてください。


お茶目なParker さんと笑顔が素敵なRiley さんのツーショット(おまけ写真)


Riley Messina


Parker Fitzgerald






2013/11/12

SIGNS&CAMP COFFEE


本日2013年11月12月火曜日「SIGNS&CAMP COFFEE」を開業致します。基本的には土曜日、日曜日、祝日限定のコーヒースタンドになります。とは言っても今は店舗があるわけではないので移動型(ケータリング)スタイルで主にイベント等に出店させていただく形となります。コーヒーの世界とは実に深く、学ぶ事が多岐にわたり、まだまだ未熟者の僕がこういった形でコーヒーショップを展開するのは少し早いかなとも思いましたが、色々考えさせて頂いた上での決断となりました。僕自身勉強しながらこのSIGNS&CAMP COFFEE共々成長して行きたいと思っております。


メニューは基本的に3種類の豆をご用意させていただきます(シーズンによりご提供させていただく豆の種類は変わります)豆はその場で挽きハンドドリップorエアロプレスのお好きな抽出方法を選んで頂き焙煎1〜2週間以内の極力新鮮な豆を楽しんでいただく事が出来ます。実にシンプルなスタイルですがSIGNS&CAMP COFFEEが自信を持ってセレクトした豆を使用しお客様が心から満足して頂ける様な一杯をお届け出来ればと考えております。


出店を希望される方は一ヶ月ほど前から事前にご連絡していただければと思います(近畿エリアのみ)またこのブログを通して出店情報や豆の情報/近況等詳しくお伝えして行きますので是非The DRESS CREATURES BLOGのチェックもよろしくお願いいたします!


                                           The DRESS CREATURES :MaAaSa







2013/11/08

WIL FREEBORN

天才は線で物語り線で我々を魅了する。それは一本の「線」だとしても同様である。かつてエゴン・シーレは一本の線の中に生命を宿し、その集合体で構成された「絵」は見る者に奇妙な感動を突きつけ記憶の奥底にまで入り込み私達の感覚をしばし麻痺させた。その特殊で奇妙な絵は一度見たら決して忘れる事のない強力な生命力で溢れていた。エゴン・シーレは特殊な能力の持ち主だった。
線で物語る能力で言えばグスタフ・クリムトを凌ぐ能力をエゴン・シーレは備えていた。これは僕個人の見解だが決してずれた見解ではないと思う。グスタフ・クリムトの天才性は他の追随を許さなかったがエゴン・シーレの天才性もまた同様に他の追随を許さなかった。彼等が与えた影響力は強大な壁として 後世に語り継がれ深く我々の心の中に刻まれている。


WIL FREEBORN

さて、今回ご紹介するアーティストも「線」で物語る能力を兼ね備えた気鋭の作家WILL FREEBORNです。作風は非常に現代的なのですが気取らない線の集合体が絶妙な構図に収納され奇跡の様に美しい作品を多数生み出している天才です。作風は異なりますが彼の描く「線」はエゴン・シーレの描く「線」とどこか近いものがあり僕は彼の作品の魅力にたちまち惹き付けられてしまった。









ウィル・フリーボーンの描く絵には物語が宿り見る者の想像力をかき立てる。構図、色彩、そして線。それら絵に必要な要素全てが天才的でありずっと絵を見ていても全く飽きる事がない。それはエゴン・シーレに共通する所でもある。「飽きさせない」絵を描ける作家は非常に希少なのです。それは努力では補えない才能なのです。彼の才能には未来がある。それだけは揺るぎない事実なのです。




彼の見ている世界をさらに詳しく知りたい方は是非オフィシャルサイトへ行ってみて下さい。きっと数多くの素晴らしい作品達があなたの想像力をかき立てるはずです。いつの日か原画も鑑賞してみたいものですね。それではまた次回まで。


WIL FREEBORN








2013/11/05

Mast Brothers Chocolate A Family Cookbook



以前にもこのブログで紹介させて頂いたMAST BROTHERS CHOCOLATEがついに待望のCookbookを発売しました。おそらく彼等の思想を色濃く反映させた内容のCookBookだと思います。はやく手に取って見てみたい!彼等は実際に農園に足を運びカカオを栽培している農家と契約しシングルオリジンのピュアカカオを使用したチョコレート作りが注目されているチョコレート屋さんです。ニューヨークのウィリアムズバーグ地区でショップを展開しカカオの仕入れからパッケージデザイン、包装に至までの全ての行程をすべてハンドクラフトでこなすというこだわりを持ち、そのユニークな思想と風貌が話題になって瞬く間に人気ショップへと成長したMAST BROTHERS CHOCOLATE。こだわりにこだわり抜いた彼等のスタイルが凝縮されたCookBook。これは要注目ですね・・!彼等が伝授するお宝レシピの解禁です。きっとあなたのご家庭でも簡単に素敵なチョコレートスウィーツが作れるはず・・

現在コーヒーの世界ではサードウェーヴという新しい流れが注目を集めていますがそれはコーヒーに限った事ではないのです。チョコレートの世界も同様、MAST BROTHERS CHOCOLATEを筆頭に新しい波が誕生しています。実際に各国の農園に足を運び現地の文化にふれ合い交流し信頼関係を築きあげ、お互いがうまく発展、成長して行ける様に進行していくという動きはコーヒー以外の文化でもすでに始まっているのです。フェアにトレードする事によりはじめて個性が誕生し、未来に繋がってゆく。そういった現象が世界規模で起こり始めているのです。



リック&マイケルの兄弟もこの動きにいち早く反応しそこに彼等の思想と個性を落とし込む事によって新しいこれからのブランドの在り方を提示しました。それは、消費者がただ単純に消費して行くという殺伐とした世界ではなく、消費者にもシングルオリジンの意味や大切さを知ってもらい本当の意味での食を楽しんでほしいという強い思いを持つ者達が今世界をゆっくりと変え始めているのです。それは先ほどにも触れたコーヒーにおいてのサードウェーブも同様なのです。この世界は繊細なバランスの中で成立しています。生産者と製造者、そして消費者がお互いの現状を把握し協力し合って本当の意味での食を楽しむ時代がもうすぐ目の前までやって来ているのかもしれません。そしてやがてその思いやりからなる先にある世界は今より少しだけ素敵な世界になっているのかもしれませんね。

とにかくMast Brothers Chocolate  A Family Cookbookは要チェックですよ!


Mast Brothers Chocolate
http://mastbrothers.com/