初日からバタバタと楽しいスタートを切ったPDXの旅。翌朝の朝食もほどほどに早速コーヒーを飲みにSterling Coffee Roasters へと向かう。ここはとても小規模だけど自家焙煎をしているコーヒー屋さん。店内の雰囲気がとてもシックで少し大人な雰囲気。コーヒーもとてもおいしくいただきました。小さなお店だけどこだわりのたくさん詰まった温かみのあるお店は居心地がとても良くてしばらくゆっくりとしてしまった。。僕がお店をやるときの参考にしたいお店の1つ。店員さんの対応もとても素敵でした。
Sterling Coffee Roasters
ポートランドには独立系コーヒーショップもスターバックスも街の至る所にあったりするからちょっとコーヒーが飲みたくなったらすぐに美味しいコーヒーが飲める。コーヒーが生活の中に自然に浸透しています。すぐに感じたのは大阪でも美味しいコーヒーが飲めるお店がもっと普通にたくさんあればいいのに、という事。今回の旅で最も強く感じたのは文化を育む姿勢の重要性であったり、しっかりした「計画」の中で街を盛り上げて行こうとする「住民の姿勢」であったり、こちらが考えている以上に参考になる事が多く、街を歩いているだけで参考になる情報がゴロゴロと転がっていました。ただ単にお店をする。ではなく、お店をするという事は地域の住民との接触であり同時に文化の共有であり、もっといえば「感動の共有」であると思いました。その先にビジネスがあり、また支持があれば新しい可能性が発生するもの。大阪にあるたくさんの喫茶店でも視点を変えれば可能性はたくさんあると思うし「これからの」という点(文化の在り方)に多く気付かされた旅でもありました。
さて、冒頭から話は長くなりましたがこの日は天気も悪く(ポートランドの冬場は雨がとても多い)近場の23rd Aveを散歩する事に、この通りにはたくさんのお店が進出しておりたくさんの人でにぎわっている(写真はランダム。23rdAve付近の写真もあり)
アパレルから家具/生活雑貨、飲食までとても多くのショップで賑わっておりそのほとんどが独立系のお店だった。PDXでは大手企業はダウンタウンに集中している傾向にあり郊外のスポットはほとんどが独立系のお店で盛り上がっている(どのお店もこだわりに溢れ質が良い)ローカルのユーザーから観光客まで様々なユーザー層が楽しめる内容のショップが多くどこのショップを見ていても店員達の雰囲気がとても和やかで楽しそうだ。
そんな23rd Aveでも一際目立っていたのが冒頭でも登場した「SALT&STRAW」ここのアイスクリーム屋さんは何時行っても多くの人間でごったがえしていてとても盛り上がっている(アイスのクオリティはとても高く本当に美味しい!)店内ではご機嫌な音楽が流れ店員のテンションもイイ。躍動感溢れている!オーダーする前に気になる味があれば味見させてくれるのも良かった。
SALT&STRAW
「ハンドメイド」という言葉をよく目にする街。すなわちこだわりに溢れている街。手作りの持つ温かみはいつの時代も私達を魅了して止まない。同じクリエイティブの世界に身を置く人間からみたポートランドは創造性溢れる刺激的な場所でまた行きたくなる街、というのも多いに頷ける日であった。
Vol3につづく。。