朝、目覚めたばかりのスッカラカンの胃袋に温かいスープと焼きたてのトースト、トーストが切れている時はパンケーキを焼いてメープルシロップかキャラメルソース、蜂蜜、ホイップクリーム等をお好みで使いわけながらゆっくりと胃を満たしてゆく。淹れたてのコーヒーをあわせて全身に血がみなぎるのを感じてみるのもまた素敵です。1人で食べる朝食もいいけれど机を囲んで家族や友人と朝食を食べるのも良いものです。朝食を食べながら情報交換したり、一週間分のメニューを考えたりするのもきっと楽しいはず。季節ものフルーツをトッピングしてすこし贅沢な気分で一日のスタートが切れるかもしれない。どちらにしても自分のペースでキッチリ朝食を食べる事が出来ればきっと一日の「価値」も少しだけ変わってくるはず。一日のはじまりは食とともにあるのです。
さて、長い前置きになってしまったけれど今回ご紹介するのは食の在り方に独自のアイデンティティを持ち込み様々なイベントを打ち出している「GARÇON GARÇONNE」です。彼等は最先端の食文化に高いデザイン性を取り入れデザインと食の融合に成功しているとても興味深いグループの1つです。小さなコミュニティですがこのイベントに集まってくる人たちは本当にいいアンテナの持ち主だし何よりも良い表情をしています。エンジョイしているのです。今、様々なエリアで食とデザインの在り方が見直されてきています。これらは決して今に始まったわけでは無いのですが最近の流れを見ているとより明確化された時代に突入したと言ってもいいかと思います。食とデザインを通じて人とのコミュニケーションをはかる事で新たなシチュエーションを生み出しそれを楽しむ事。この文化は今後さらに深みを増し続けるだろうし、進化し続けると思います。今後ますます目が離せない注目すべき新しい文化の1つではないでしょうか。
どれだけ忙しくてもどれだけ疲れていてもキチンを朝食を摂る。毎日訪れる新しい朝がすこしだけきっと変わる。続けていくうちにやがて人生そのものが今より少しだけ豊かになるかもしれない。と 思うのです。
GARÇON GARÇONNE
http://garcongarconne.com/le-breakfast-club/
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