私が眼鏡の持つ魅力に初めて魅せられたのは小学校の頃にテレビで見た「スタンド・バイ・ミー」でした。ウェリントンの黒ぶち眼鏡をもの凄く自然体で装用していたコリー・フェルドマンを見た瞬間、私の身体に激しい電流が走ったのを今でもよく覚えています。私は目が悪い訳ではなかったのですがそれ以降眼鏡の魅力にガッチリと取り憑かれる事になります(現在でも視力は一向に衰えていないため私の眼鏡は全て装身目的の眼鏡を装用としている)昨今では様々な事情が重なりファッションの一部としてどこに行っても購入出来る時代になりましたがその当時はウェリントンの眼鏡を街で見かける事はほとんどなかったし装着している人もほとんど存在していなかったと記憶しています。だからほしくても小学生の私にはウェリントンの眼鏡を購入する事は出来なかったし視力が良かったために眼鏡を買ってもらえる口実を親に作り聞かせることは不可能でした。
さて、今回はそんな眼鏡の魅力を自分のスタイルに見事に取り込む事に成功している人間をピックアップしてみました。私の好みでチョイスしましたのでかなり偏った内容ではありますが少しでもあなたの眼鏡ライフの参考になってくれれば嬉しく思います。
Jarvis Branson Cocker(ジャーヴィス・ブランソン・コッカー)は以前からミュージシャンとしてはもちろんの事ファッションアイコンとしても興味を抱いていました。彼の特徴的な眼鏡は彼にしか似合わない。実に見事に眼鏡を自分のものにしています。とてもカッコイイですね。息子のアルバート君もお父さんに負けないくらいよく眼鏡が似合っています。なんとも素敵な親子です。
Le Corbusier(ル・コルビュジエ)は建築家界で知らない人間はまずいない。終始モダニズムの論客として、新しいビジョンを示す論陣を張ってきた彼ならではの風貌はさすがの一言に尽きます。そして彼のアイコンは間違いなく眼鏡でした。画家としての一面も持つ彼は生粋の芸術家とも言えるかもしれません。
George Andrew Romero(ジョージ・アンドリュー・ロメロ)はゾンビ映画の神様である。いわば第一人者でありホラー映画界の巨匠なのです。代表作の「ゾンビ」はあまりにも有名ですよね。そんな彼の眼鏡をはじめて見たときは衝撃的でした。フレームがなんともデカイ。おそらくは特注フレームだと思いますが彼の眼鏡についての情報は全くなく、その正体は謎のベールに包まれています。
Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)フランスを代表するヌーベルバーグの旗手。ゴダールの作品を一言でまとめるのは不可能。ただ1つだけはっきりと言えるのは彼はお洒落だということ。眼鏡のチョイスも様々なスタイルの眼鏡を楽しんでいる。
Woody Allen(ウディ・アレン)アメリカを代表する映画監督の1人。まさにエネルギーの塊の様な人間である。そんな彼の愛用する眼鏡はティアドロップだったりウェリントンだったり。特にウェリントンは彼のシンボルにもなっていてもはや身体の一部と化しています。
RZA(レザ/ロバート・ディグス)ウータン・クランのボス。頭が非常によく切れるインテリジェンス溢れる頼れるリーダー。眼鏡をかけている姿はより知的さが際立ちますね。カッコいいです。
William John Paul Gallagher(ウィリアム・ジョン・ポール・ギャラガー)元オアシスのヴォーカルです。使用しているのはおそらくレイバンの廃盤モデルではないでしょうか。最高に似合ってますね。リアムって髭も似合うんですね。この頃のリアムには随分影響されましたね。
William John Evans(ウィリアム・ジョン・エヴァンス)は伝説のジャズピアニストと言えるでしょう。とにかく、なんでしょうね。この感覚。お洒落すぎる。ジャズ黄金期と呼ばれた時代では煙草をくわえながらピアノの鍵盤を叩いていた。今では考えられないでしょうが私はこの時代に憧れます。スーツにオールバックそしてウェリントンの眼鏡。そして煙草を吸いながらJAZZをする。この風貌にこの演奏能力。あり得ませんね笑。最高です。
Thelonious Sphere Monk(セロニアス・スフィア・モンク)彼もまた伝説のジャズピアニストの一人です。ウィリアム・ジョン・エヴァンスとは対極に位置する存在と言ってもいいかもしれません。その存在その演奏は人知を超えた次元にいました。紛れも無い天才。それがセロニアス・モンクだったのです。その凄まじさは映画「ストレート・ノー・チェイサー」で目撃する事ができます。そんな彼の眼鏡も実にユニーク。とてもよく似合ってますね。大好きです。
Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)もまた眼鏡の愛用者でした。彼の使用していたクリアフレームのウェリントンはとってもキュート。白髪との相性も抜群ですよね。
John Winston Ono Lennon(ジョン・ウィンストン・オノ・レノン)といえばロイド型の眼鏡ですよね。眼鏡にはかなりのこだわりを持っていたジョン。ジョンの眼鏡だけでも様々な伝説的なお話がたくさんあるみたい。
John Christopher "Johnny" Depp II(ジョン・クリストファー・ジョニー・デップ2世)はい、出ました。ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。いよいよ終盤ですよ。もう文句のつけどころがないです。カッコいいです。ウェリントンの神と名付けましょう。
Kurt Donald Cobain(カート・ドナルド・コバーン)です。最後は彼で締めくくらせて頂きます。ここまで読むの大変だろ〜な〜と思いながら今記事を仕上げにかかろうとしています。彼は基本的にウェリントンはかけないのですが一時期だけ奇跡的に使用している期間がありましてその時のカッコよさは正に神。僕の中では最もウェリントンが似合う男がカートだと思っています。
今回まさかここまで長い記事なるとは思ってもいませんでしたがいかがでしたか?眼鏡っていうのはなんとも魅力的なアイテムですね。ではまた次回まで。
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